せっかく治療したインプラントが抜けた場合、多くの方が驚きと不安を感じるのは当然です。
インプラントは顎の骨にしっかりと固定される治療法であるため、通常は簡単に抜けるものではありません。
にもかかわらず抜けたという事態が発生した場合、その背景にはいくつかの要因が潜んでいます。
最も多い原因のひとつが「インプラント周囲炎」と呼ばれる感染症でこれは歯周病に似た症状を引き起こし、放置するとインプラントを支える骨が徐々に破壊されていき最終的にインプラントが固定できなくなるのです。
その他にもかみ合わせの不具合や過度な力が一点に集中することで、土台部分が緩んだりネジが破損したりするケースもあります。
喫煙や糖尿病といった生活習慣病が骨の治癒を妨げ、インプラントの安定性に影響を与えることも見逃せません。
万が一インプラントが抜けたときはまず抜けた部品を清潔な容器に保管し、できるだけ早く治療を受けた歯科医院へ連絡することが大切です。
無理に自分で戻そうとすると感染や損傷の原因になるため、絶対に避けてください。
応急処置とは口内を清潔に保ち、食事は柔らかいものを選ぶなど患部に負担をかけない工夫が必要です。


